貴重なご意見・ご感想いつもありがとうございます。 ご利用者様よりいただいたお手紙を、紹介させていただきます。
南大阪療育園
梶浦先生
何時もお世話になっています。
この間は、装具を作っていただいた林ゆりあの母です。
お蔭様であれから何回か鈴木義肢に微調整した結果、娘は痛がることもなく起きると起きている間は背中をしゃんとしていられるようになりました。
私も日常の介護(着替え、食事、遊びなど)格段に楽になり嬉しいです。
私は娘との暮らしを毎日新聞の阪神欄に掲載させて頂いているのですが、今日の12日の朝刊に装具のことを書いたところ、すぐに読者から「うちの孫にも役立つのではないか」と反響がありました。電話で梶浦先生のこと、鈴木義肢さんの連絡先をお伝えしたのですが、もしかしたら同様のお問い合わせがこれからもあるかも知れません。
どうぞ宜しくお願いいたします。
本当にありがとうございました。
林やよい
プレーリーくんとの出会い
フェニックスに入所した頃、バケットタイプの座位保持椅子を使用していた娘の姿をみられた梶浦先生よりお話がありました。
「この車椅子では手を使って何かをするのはむずかしい。無理だろう」とのお話でした。
(その頃、娘は年齢と共に、側弯が強くなっていたので座位保持椅子でリラックスできていればよいと私は考えていました)
梶浦先生のお話をお聞きして、ハッと気がつきました。
”プレーリーくん”の紹介、説明を受け、側弯を修正し少しずつでも改善されるのであればと早速、作製して頂きました。
”プレーリーくん”を装着し、標準型車椅子で座位をとることが出来るようになりました。
梶浦先生から「痛く感じることがあったら無理をしないではずしてください」とのお話でしたが、娘は苦痛も少なく最初から長時間着けることに成功しました。
毎日、起床時に”プレーリーくん”を装着、就寝前にはずしています。
側弯が改善されたことで、手の動きも少しずつよくなり、生活の中でも活用され、出来ることが増え。正しい姿勢に近づくことの大切さを感じることができました。
知り合いの方々からも「姿勢が良くなったね」と誉めてもらい娘も満足そうに喜んでいます。
これからも年齢に負けずプレーリーくんを用いて安定した姿勢でいろいろな活動に参加できることを願いっています。
Y.U
プレーリーくんに巡り合えて良かった
娘は、現在、高校3年生。側弯が進行し始めたのは、小学6年生の春でした。その年の夏休みからOMCのコルセットを装着しました。しかし、成長とともに作り変えるコルセットは、体にじょくそうができたりしてなかなか身体に合わず、痛くて泣く日々が続きました。そんな時に「プレーリーくん」を紹介していただきました。
実際に装着してみると、柔らかい素材なので身体に馴染み、長時間装着しても、じょくそうはできませんでした。
「プレーリーくん」の仮合わせの時に、機械を使ってベルトを締める位置を計測してくださり、娘がしんどくない位置を割り出していただけたので、「プレーリーくん」装着時も、安心して指定された位置まで締めることができました。
隙間も多いので、体温がこもることもかなり軽減されますが、真夏は汗をかきますので、こまめに下着を着替えて対応しています。
トイレに関しては、下着の上に「プレーリーくん」を装着して最後にオムツをはくので、トイレの度に「プレーリーくん」を外さなくても、オムツの上げ下げは、自由自在にできるので問題はありません。
ただ、食事の時は、装着したままだと怒りだすことがあったので、「苦しいのかな?」と思って外しています。
病気の時も体調が良くなるまで外しています。1週間くらい外すこともありますが、特に側弯は進行していませんでしたので、メリハリをつけて装着しています。
娘の場合は、学校の授業の関係で、日中に「プレーリーくん」を外す時間が多いです。帰宅後も整骨院への通院のために装着しませんし、夕食時も装着しません。まとめて装着時間がとれないので、夜寝る時に装着しています。娘の場合は、就寝時に装着しても特に問題はありません。
また、中学2年の終わりから3年にかけて、大阪発達総合療育センターで、40日間のリハビリ入院を経験しました。「プレーリーくん」の装着効果とともに、同時に集中リハビリを行うと、側弯の角度が良くなってきて、更に効果が表れ、リハビリの大切さを痛感しました。
親も子も疲れない程度にリハビリを続けながら、「プレーリーくん」と仲良く付き合っていきたいと思います。
兵庫県川辺郡猪名川町 石上 ひとみ